春爛漫、花を呼ぶ大山さん

愈々春も本番、山陰の名峰大山も春霞の中どっしりと落ち着いています。無数にある沢はたっぷりと雪を蓄えて、残雪と峰のコントラストが流れるように見えます。大山がこうなると当館には花の季節が訪れます。日野川の土手向こうの茂みには鶯もやってきて、当館のベランダまでその美しい鳴き声を届けてくれます。

DSC_1828DSC_1822

陽光を浴びて輝くようなパティオの眺め。爽やかな大山おろしが当館に届くころ、パティオの植栽たちは一斉に目覚めていきます。山吹やジューンベリーのほか牡丹の蕾や紅葉の青葉などこの季節ならではの若草の共演が始まります。

DSC_1864

最初に紹介する花は「山吹」。ヤマブキ色の花びらが鮮やかですね。一重咲きと八重咲の2種類山吹は植わっています。廊下を歩く入居者の皆様も足を止めて眺めていかれます。

DSC_1829DSC_1838

つづいてジューンベリーの白い花。可憐な白い花が清楚に咲いています。6月になると紫色の甘酸っぱい小実をたわわに実らせます。「ジャムにするとおいしいらしいですよ。」多くの方が豊作を心待ちにされています。

DSC_1836DSC_1831

パティオの中心を流れる水路にも陽光は降り注ぎます。昨年植えた睡蓮の鉢植え。冬枯れて土だけになってしまった鉢に新しい睡蓮の芽が出てきました。水面がゆらゆら揺れて、パティオを渡る風も香りがついているようです。

DSC_1843DSC_1852

渡り廊下から見たパティオの様子です。ボタンや山吹がよく手入れされた庭に整然と配置されているのがわかりますね。ボタンの大きな蕾も今まさに咲かんとして膨らんでいます。山吹、ジューンベリーに続いて、まもなくボタンも大輪の花を咲かせます。これからは宇津木や百日紅など多くの花が入居者の皆様の目を楽しませてくれます。1年を通して生活にリズムと抑揚をつけてくれる多くの植栽たち。日ごろの管理は大変ですが、多くの方に潤いと感動を与えてくれる花や植栽に触れることができるのは私たちの大きな喜びですね。

DSC_1862

DSC_1844DSC_1860

サブコンテンツ

このページの先頭へ