骨粗しょう症について
骨粗しょう症とは、体内のカルシウムが不足し骨が弱くなる病気です。
カルシウムは体の細胞の働きを正常に保つために必要で、血液中のカルシウムは一定に保たれます。しかし、日常の食生活でカルシウムの摂取が減ったり、吸収が悪くなると、骨からカルシウムを取り出し、血液に供給され、骨がスカスカに弱くなってしまいます。
骨が弱くスカスカになると
・背が低くなる
・背中や腰が曲がる
・背中や腰が痛む
・軽く転んでも骨折をする
などの症状が起こります。
骨粗しょう症を予防するために
1.栄養
カルシウムの摂取量が重要です。牛乳などの乳製品、魚介類、大豆製品、野菜などを多く取りましょう。カルシウムの吸収を良くするために、ビタミンDやたんぱく質も必要ですので、バランスよく摂取しましょう。
2.運動
カルシウムは、適度な運動により骨に負担をかけてやることで、骨への定着がよくなります。散歩程度の運動や、日常生活の中でこまめに体を動かす程度で十分です。
3.生活習慣
日光を浴びましょう、ビタミンDは日光の紫外線で活性化しますので、骨の形成には必要です。
タバコに含まれるニコチンはカルシウムの吸収を悪くします。
転倒に注意
骨粗しょう症で一番怖いのは、転倒による骨折です。ゆうゆう壱番館は入居者が転倒しないように、なるべく段差が少ない作りになっています。介護員も床にコードや衣類など、つまずきやすいものが置いてないか、入居者の歩行の様子などに注意しています。
骨粗しょう症を予防して、いつまでも元気で生活していきましょう。