寝たきりにならない

日頃元気な方が、急にベッドから離れられなくなる。

色々なケースがありますが、一番意識しておく必要があるのは「転倒骨折」ではないでしょうか?
 

転倒はどこでも起きます。普段足元に問題がない方でも、タイミングやバランスを崩して転倒する事はあります。高齢者の場合、そのまま寝たきりになってしまうリスクが高いです。

・ 手をついて手首の骨折
・ 大腿骨の付け根の骨折
・ 尻もちで背骨の圧迫骨折

が多いです。
 

大切なのは身の回りの環境整備でしょう。床につまずきそうな物を置かないよう、滑り易い靴下やスリッパも注意すべきです。当館はバリアフリーなのでこれくらいですが、一般家庭ですと段差にも注意が必要です。場合によっては住宅改修を検討しましょう。
 

以上は世間で言う、外的因子です。という事は内的因子もあります。
 

内的因子としては
 

・ 平衡感覚機能の低下
・ 近視・老眼・白内障という目の機能低下
・ 糖尿病などによる歩行障害・視覚障害
・ 睡眠薬とかの副作用

等が挙げられます。以上は知識的に知っておいて欲しいエリアです。
 

私達は入居者の皆様には、転倒しないよう以下の事を口を酸っぱくしてお願いしています。参考にして下さい。

1. 外出には時間の余裕を持って
2. 悪天候、夜間の外出には要注意
3. 立ち上がりで、急な動きをしないよう
4. 歩く前に、背筋を伸ばして

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