空木（ウツギ）の花咲いて初夏到来
ウツギ、別名は卯の花。唱歌『夏は来ぬ』でも歌われているとおりこの花が咲くころには初夏が訪れます。ここパティオでも、初夏の到来を知らせるようにウツギの木が白い花を満開に咲かせています。
『夏は来ぬ』で歌われているほど香りはしませんが、可憐でつつましい花は見事です。枝の先にあって風の吹くたびに揺れていました。小さな花びらが集まって塊になって、緑深くなった木立の中に一層映えていました。
少し郊外に出ればどこでも自然のウツギの花を見ることができますが、花色はピンク系が多いですね。パティオのウツギは純白の花。多数の雄・雌しべに囲まれて、花額が幾重にも連なって見えます。
来月早々には甘酸っぱい果実をぶら下げる「ジューンベリーの木」。”実りの夏”が間近いです。
梅雨によく合うアジサイの花。蕾も膨らんでまもなく満開を迎えます。今年の花の色どりはいかがでしょうか。パティオの、限られたこの空間の中でもこれだけ多彩な植栽の数々。毎日の生活の中で入居者の方々が、運ぶ足を止められない理由がよく理解できますね。
