笑うチューリップ ~春の嵐に吹かれて~
4月12日夜半から山陰地方は春の嵐の襲来を受け、咲き誇っていた花たちも傷められることとなりました。そんな中でも花びらをしっかりとつけて暴風のなかでも可憐な花の数々をご紹介します。
まずはチューリップ。昨年秋に職員が自宅の庭で余った球根を持ってきて植えたものです。風が吹くたびに揺れてまるで元気な子供が笑っているように見えますね。
次はパティオの植栽をひときわ際立たせる山吹の花。風の吹くたびに小枝が揺れて花びらもそれに合わせて揺れています。揺れ具合で風のリズムがわかりますね。
そしてジューンベリーの赤ちゃん。ほんの1週間前までは白鮮やかな花を咲かせていました。6月になると赤紫色に熟して立派なベリーをたわわに実らせます。今から完熟のベリーを食べるのを楽しみにしている職員もいます。
開花の間近なボタンです。あの大輪の花が待ち遠しいですね。
今日の春の嵐はパティオにも吹き荒れています。風の吹くたびに枝々をゆらしながら楓が立っています。パティオの植栽の中で一番の存在感ですね。楓の枝には珍しい楓の花がさいています。
毎年この時期になるときまって吹く春の嵐も、電車を止めたり買い物客の足を止めたりと大変な厄介者ですが、次の季節を呼ぶ目印になっています。そう思うとこの嵐もまったく気になりません。花を呼ぶ心地よいものですね。