ゆうゆう壱番館よなごフェスティバル2019盛大に終わる
10月12日土曜日、恒例のゆうゆう壱番館よなごフェスティバルを開催いたしました。台風の接近により天候は不安定でしたが、入居者やご家族、地域の住民の方などおよそ100名ほどの方にご参加いただきました。
今年のフェスティバルのオープニングは、がいな太鼓保存会尚徳子供連さんのがいな太鼓の披露と芸能集団「和楽衣箱」さんのお祭り芸能の公演でした。まずトップはがいな太鼓の演奏から。がいな太鼓の演奏がはじまると会場も話し声一つなく太鼓の響きだけが会場にこだましていました。広いロビーが会場でしたが、会場には割れんばかりの音が響き渡りました。子供連さんの演奏とは思えないほどの迫力で、大太鼓が力強くドンドンと胸に響いてきます。入居者の何人かは「あのような子供たちがあんなダイナミックに太鼓を演奏するなんて、感激しました。」と涙を流しておられました。
続いて芸能集団「和楽衣箱」さんのお祭り芸能の披露です。和楽衣箱さんは鳥取県西部を拠点に、笛や太鼓を中心にしたお祭り芸能集団さんです。南京玉すだれや獅子舞を披露してくださいました。
演芸の途中で促されて職員も参加、南京玉すだれを体験しました。玉すだれをうまくコントロールすることは見た目以上に難しく、四苦八苦しながらリーダーさんの掛け声に合わせて動かしていました。見学者もその都度あたたかく拍手をしてくださいました。最後は軽快なリズムの太鼓や笛で獅子舞の獅子が一人一人頭を噛んで練り歩きました。健康で楽しく毎日を過ごせるに違いありません。「今年は私たちだけではなく、芸能の人 や職員さんと一緒になってお祭りが盛り上がっているみたいで私たちもうれしいですよ。」入居者の一人はそう話してくださいました。
場所を変えてここはフリーマーケット。「モナコ」が会場になりました。職員や入居者など多くの人が日常使わないものなど持ち寄って、思い思いの値段をつけて販売しています。売上金はこの度の台風で被害を受けた方に日本海新聞社を通して義援金として送らせていただきます。「え!こんなブランドの最新のデザインなのに1000円?」など会場には驚く声が響いていました。
さてここはプチトマト保育園の「親子でふれあい遊び」の会場です。愛らしい園児たちとの交流の場で、お父さんお母さん、おじいちゃんおばあちゃんなどと楽しく遊んでいます。日常と違って今日はたくさんの人に見守られて、どうも勝手が違うようです。はしゃぐ子供たちの声が響いて、お子さん以上にお父さんお母さんが喜んでおられました。
一方ここはレストラン「アルル」、喫茶コーナーと手作り販売の会場です。スタッフの職員と入居者はいつでもたこ焼きが販売できるように準備に余念がありません。慣れた手つきで一個一個まん丸く、こんがり仕上げていきます。新鮮な野菜を販売しているのはこむこむファーム。大根レタス、キャベツに玉ねぎ、手作り味噌まであって飛ぶように売れていました。おこわとチラシ寿司の販売はさっちゃん工房。具だくさんで海鮮ネタを潤沢に使った散らし寿司は自慢の一品です。何パックも買い込まれていました。ほかにもあかり広場さんのおいしいパンの販売など充実した販売コーナーでした。
またこちらは「アルル」喫茶コーナーです。レストランLEOCの自慢のプリンとコーヒーのセット。ほかにもお好み焼きやお茶など館内を回る見学者もしばし休憩。ひと時のゆとりを与えています。LEOCさん自慢のプリンだけあって口の中にとろーりと広がるクリーミーな香りが何とも言えません。
半年前から準備を進めてきて今日の本番は千秋楽。私たちスタッフも頑張りました。こうして多くの皆様に喜んでいただけると苦労も吹っ飛びますね。達成感でしょう。にっこり笑顔で写真に納まりました。
それではお寄せいただきました作品の数々をご紹介しましょう。習字に押し花、押し絵、ゆうゆう句会の作品展、創作人形に水彩画。本当にたくさんの作品を鑑賞していただくことができました。しかも一つ一つの作品がどれも素晴らしいものばかり。豊かな表現力や繊細な感性が感じられて、見学者もゆっくりゆっくりうなづきながら見学しておられました。
恒例のゆうゆうフェスティバル、入居者の皆様、ご家族の皆様、多くの方にご来場いただき共にお楽しみいただきました。おかげさまで充実した楽しいフェスティバルだったと手前味噌ながら思っています。 今後も引き続きご愛顧いただきますよう宜しくお願い致します。 |