『松江城山桜花見と堀川遊覧』・・松江に出かけました
桜前線の北上に一喜一憂の季節になりました。今年の花見は少し足を延ばして松江市は松江城・堀川遊覧の城下町散策コースです。その一部始終をご案内しましょう。
米子から車で1時間ほど走ると松江に到着します。まずは国宝に指定されたばかりの松江城・天守閣を望む城山公園にて桜見物。米子はまだ3分咲きでしたがここはすでに満開に近いほど開いています。あいにくの空模様で時折小雨もパラつきましたが、雨にしっとりと落ち着いた桜もまた風情があります。「きれいだね」「素晴らしい眺めだね」と口々に話しておられました。
城山公園は桜祭りの真っ最中。雪洞が雰囲気を盛り上げています。国宝の天守もしっとりと落ち着いて、優しく私たちを迎えてくれています。
散策に疲れたら公園内のあずま屋でお抹茶タイム。供の桜餅も桜葉の香り満点で抹茶によく合います。国宝の天守を眺めながらお抹茶をおいしくいただきました。
急な石段も休憩後は苦になりません。城内をアクセントつける数々の巨木もその肌を小雨で濡らしていました。
今日のお昼は松江市内・大橋川畔『皆美館』。ここの名物は知る人ぞ知る『鯛飯』。お出汁が効いて、薄味ですがコクがあります。鯛のそぼろと卵のバランスが良く、微妙に調和しています。残したりする人などなくて、すべて完食です。日本庭園の白い砂が窓の外に広がっていました。
昼食が済んだら今度は堀川遊覧で城下町松江を満喫しました。遊覧船はまだ炬燵が仕込んであって、この季節でもあたたかく回ることができます。堀川の水面にはお城の天守が映って、不思議な光景です。女性の船頭さんでしたが、良く通る声でお城をうたった民謡を披露してくださいました。拍手喝さいを浴びておられました。
お城で櫻花を満喫、お抹茶でのどをうるおし、お昼は名物「鯛めし」の昼食。それが終わると城下町「松江」を遊覧船でお堀から見物。日帰りでしたがとても充実した1日でした。次に行くのはどこだ、あそこだとワイワイおしゃべりをしながら松江を後にしました。