防災訓練を実施しました。
安全で快適な生活空間の確保は私たちの務め。11月17日、秋季防災訓練を実施しました。
6月の総合防災盤使用研修に続き今年2回目の火災訓練です。今回の訓練はコースを4つに分けて、①避難誘導訓練②はしご車による救助訓練③消火器による消火訓練④防災盤使用訓練です。消防署からもたくさんの隊員の方にご来館いただき、広い施設での安全な生活確保のため、真剣に訓練を行いました。
まずは避難誘導訓練です。14時に訓練開始。館内に火災を知らせる警報が鳴り響きます。多くの職員と避難する入居者の方でロビーは溢れましたが、職員の誘導によりスムーズに避難場所に集まることができました。
つづいてはしご車による救助訓練。2台のはしご車を同時に建物につけて、5階と4階の窓から取り残された人を救出します。要救助者に扮した職員がはしご車のゴンドラに搭乗。誘導する隊員の方はとても真剣に誘導されていました。「しっかりヘルメットかぶって下さい。」「安全はしっかりしていますから落ち着いて乗って下さい」消防隊員の方はてきぱきと指示されていました。
はしご車による救助の様子です。5階ともなると下から見るより意外と高く、地上の隊員の方が小さく見えますね。もちろん安全はきちんと確保されていますが、このような高所からの避難救助は勇気がいりますね。万一の火災の時、火元を勘案してどこではしご車を待つのか、どのように待つのがベストか、よく確認できました。
つづいて消火器を使った消火訓練。今日は館内にあるプチトマト保育園の園児たちも、多くの入居者や職員に交じって参加してくれました。消防隊員や先生の手を借りながら真剣に放水しています。このような訓練を経験してきっと将来、社会になくてはならない人材になっていくことでしょう。
今回の防災訓練は消防自動車4台と救急車1台、そして20名の消防隊員に来館いただき、大々的な規模で行いました。火災は起こさない、万一の時にも負傷者は絶対に出さない。改めてそう意識づけができた有意義な訓練になりました。まず第一に火災を発生させないこと、そして万が一の火災の場合できるだけ早く避難することが負傷者を発生させないことの基本となること。そのほかに避難誘導の優先順位など実際の火災時に有効なアドバイスをたくさんいただきました。次回はこれらのアドバイスを訓練に盛り込み、より安全で快適な生活を送っていただけるよう力一杯取り組んでまいります。