入居者の安全確保は私たちの責務 水防訓練実施!
梅雨から台風シーズンにかけては年間でも一番水害の多い時期といわれています。当館は日野川の河畔にあり、東に正面から大山を臨むことができるとても風光明媚な環境に立地しています。一方で河川の近くにあることからどうしても水害のリスクを避けることはできません。幸い過去に台風の直撃や集中豪雨の際でも水害の起こることはありませんでしたが、想定外の集中豪雨などの予期せぬ災害が起こる可能性も捨てきれません。私たちはその緊急事態の時に、どう入居者の生命や平穏な暮らしを守り、職員の安全を確保していくのか日ごろから話し合っています。
6月21日(月)米子市から警戒レベル3の「高齢者等避難開始」情報が出された、との想定で避難誘導訓練を行いました。訓練は万一の水害時に入居者を安全な場所に迅速に避難誘導するためのルートの確認や、障害物の有無、避難に要する時間のチェックなど多岐にわたりました。誘導する職員も真剣です。
避難誘導を終えると避難場所の3階にて問題点や改善点についてミーティングを行いました。夜間職員の数が少なくなる時間帯に、警戒レベル3以上の情報が発出された場合、いかに早く職員を招集するか、その方法や担当者など話し合いました。
館内でも入居者、職員問わず水害にはとても関心があります。昨年6月には米子市防災課から職員の方を講師に招き防災研修も実施しています。研修会の中で「警報はどのような方法で知ることができるか」「万一の時は車椅子を押したりぐらいはできますよ。」などの声をいただき関心の高さを感じました。
ゆうゆう壱番館よなご、日野川から大山を望む最高のロケーションの中に立地して、百人以上の入居者の方に毎日充実した生活を送っていただいています。このような平穏な生活が当たり前のようにお送りいただけるように日ごろの準備を怠りません。