くもん家族会交流会開催
10月27日土曜日、くもん学習家族会の交流会を行いました。総勢30名を超える大交流会になりました。
認知症予防のために脳の前頭前野を活性化し、その機能を向上させることで、さまざまな能力の向上が期待できるといわれています。そのために当館では認知症の進行の予防や防止のため、 くもん学習を行っています。くもん学習は学習者と学習支援者(施設スタッフ)がコミュニケーションをとりながら、簡単な読み書きなどの学習をします。この度学習者とスタッフで1年間のまとめとして家族の方にもご参加いただき交流会を行いました。
交流会のスタートは年間の参加者への表彰状の授与から始まりました。当館施設長から「笑顔で学習できました賞」や「休まずがんばった賞」などユーモアにあふれた暖かな表彰状が贈られました。受け取る入居者の皆様にも楽しそうに受け取っていただきました。
交流会が楽しく進むように、日頃部外からボランティアで学習の支援をして下さっているスタッフの方も優しく交流会の進行を見守られています。
この交流会には、参加者の皆様にゆっくりと楽しんでいただきたく、出し物としてアコーディオン奏者の方にご参加いただきました。十曲ばかり演奏していただきましたが、よくとおる声で、哀愁漂うアコーディオンの音色に参加者の皆様も一緒に口ずさんだり、聞き入っておられました。いろいろな会場で演奏されているとあって素晴らしい演奏でした。
アコーディオンの演奏の次はボランティアスタッフの皆様による素敵な踊りの披露がありました。日頃支援していただいている先生たちの踊りとあって参加者の皆様も拍手喝さいです。「憧れのハワイ航路」などテンポよい歌と踊りで会場はおおいに盛り上がりました。
出し物のあとはゆっくりとお茶とお菓子で交流のひと時です。受講者はもちろんご家族やスタッフも一緒になって、日頃楽しく学習している様子や、さっきの出し物の内容について語らっておられました。
こうして楽しく交流会の時間は過ぎていきました。今後も休まずくもん学習に参加することを誓いながら記念写真に納まりました。今年も残るところあと二か月余り。どうぞご健康で、お過ごしください。