敬老会について
日頃から弊社当館の運営におきまして、ひとかたならぬご支援を賜り誠にありがとうございます。
新型コロナウイルス感染防止策にもご理解とご協力をいただき大変感謝しております。
本年３月ごろの「感染第一波」の時と比べれば、随分と「新しい生活様式」も広く世間一般に定着し、「コロナ慣れ」という言葉まで聞かれるようになりました。
しかし、昨日は鳥取県で初のクラスターが発生し、まだまだ油断できない状況です。県外在住者が仕事で来県して発生したクラスターとはいえ、体調観察の２週間を経過するまでは余波が発生する可能性も十分にありえます。
社会経済活動と感染防止のバランスをとるため、Ｇｏ ｔｏキャンペーンの対象地域の拡大、イベント制限の見直しといった「規制緩和」の方向で動いておりますが、弊社当館のような高齢者施設においては空気が乾燥して季節性インフルエンザやノロウイルスが流行する時期を迎える今からがまさに「本番」だと考えております。
そのため、例年は併設保育園のプチトマト保育園の園児たちと合同で開催している敬老会イベントを、非常に残念ではありますが本年は開催を見送ることとさせていただきました。
ご高齢の方にとって「また来年」という何気無いお約束が難しいこと、悔いのないように毎日を少しでも楽しく豊かに生活していただけるようにお手伝いすることが大前提ではありますが、施設内でイベントを開催するためには、どうしても「密な空間」が発生してしまい、皆様からの不安を完全に払拭することが難しいことから、苦渋の決断ではありましたが開催を断念いたしました。
その中でも感染リスクを低減させ、創意工夫を凝らして少しでも楽しんでいただけるように、プチトマト保育園の園児たちが作ってくれたタペストリー（壁飾り）や弊社当館からのささやかながらも贈り物、豪華なお食事でのお祝いといった可能なことを見つけて実施させていただく予定です。
面会や見学も制限の中でご不自由、ご迷惑をおかけしておりますが、いま一度改めてご理解とご協力を重ねてお願い申し上げます。
