米子市 老人ホーム

暖かい日差しにつつまれて、このところ陽春と呼ぶにふさわしい日が続いています。当館では4月9日（木）に茶話会を開催しました。

連日報道されています通り、新型コロナウィルスの感染拡大を受けて、当館も厳戒態勢を取り、不要不急の外出、面会を禁止とさせていただいています。しかし毎日の生活を当館で過ごしていただく入居者の皆様に少しでも春を感じていただきたく、桜茶話会を開催させていただきました。そのためレストランも春特別の飾りつけを実施。野立ての赤い傘、満開の桜の花を真ん中に配置して、さらにテーブルに桜の小枝を控えめに配置、春爛漫と呼ぶにふさわしい演出ですね。

今日のお菓子は苺大福風のもちもちクレープ、市松模様の手作りクッキー、店長特製のクレームプリュレ、桜味のアイスクリームなど5点。飲み物は3種類のコーヒーやアールグレイ、緑茶とたくさんのメニューの中から選ぶことができます。全て厨房業者LEOCの店長プロデュース＆手作りによるもの。参加者の皆さんが感激されるのもよくわかります。

レストランアルルの窓の外には満開の花を蓄えた桜の木があります。満開以降2週間たちますが、少し寒い日が続いたせいか、まだ満開に花をつけています。窓辺にテーブルを出して、花を眺めながら喫茶を楽しむ、至福の時はゆっくりと過ぎていきます。

趣味の話に自然と浮かぶ笑顔です。「それなら私もやっていたよ」「あれはすごく難しいんですよ」など話が盛り上がっていました。

「さあ次は何を食べようかしら」「桜を見ながらの喫茶なんて贅沢ですね」などと楽しそうに選んでおられました。

「こんな天気の良い日に桜見物しながらお茶が飲めるなんて幸せね。」入居者の言葉に私たちも感激しながらシャッターを押していました。窓から差し込む春の陽もいよいよ柔らかくなってレストランにあふれていました。

この安らぎが続き、皆様の笑顔がいつでも見られますように私たちは全力でコロナ感染対策に当たっています。一刻も早いコロナ禍の収束を願うばかりです。