ロビーを飾る日本画の大作、表装を行いました。

この度ロビーの絵画の表装作業が完了し、装いを一新、リニューアルして来館者を迎えています。

 

作品のタイトルが不明なのは残念ですが、作者は日本画の大家『其阿弥赫土(ごあみかくど)氏』です。11羽の丹頂が空を仰ぎ、一点を見ています。画面に表してないのですが、見つめる先には太陽が輝いているとの事です。

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畳4畳もある大作ですが、号数にして一体何号ぐらいあるのか見当が付きません。瑞鳥とされてきた丹頂が11羽画面中央に配置され、一心に太陽を見上げる構図は見る人を圧倒します。ロビーを訪れる人も作者を尋ねられたり、この絵をバックに写真を撮られたりと大きな話題を提供しています。

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↑群れた丹頂が太陽に向かい不乱に声を出している部分を拡大したもの ※3つの白い点は照明の光が反射したもので実際の絵にはありません。

其阿弥氏を少し紹介します。其阿弥赫土氏は呉第二中学校(現、呉宮原高校)、東京美術学校(現芸大)を卒業し、呉市内の中学校教諭、広島大学の講師として歴任、多くの美術家を育てられました。その後は日本画の画壇の中でもひと際”日本の「幽玄」の世界”を追求する道を究めておられます。上の絵は大作でありながら細かい筆タッチが特徴で、光の陰影が見事としか言いようがありません。赫土の落款です。

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当館ロビーの其阿弥赫土の大作は実在感豊富に皆様を迎えてくれるでしょう。

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