ゆうゆう壱番館よなご句会の作品、日本海新聞に掲載させていただきました
先日シニアスクールで実施した句会の作品を12月1日、地元紙、日本海新聞に掲載していただきました。日頃腕前を鍛えられているだけあって皆様素晴らしい作品を作っておられます。
なるほど日頃見ているちょっとした景色や生活の中に、様々な思いを持っておられるのですね。じっくり読ませていただいてよくわかりました。
それではここで皆様にもご紹介させていただきましょう。
● 夕時雨 スズメ飛び交う 宿探し
● 高速を 降りて曲がれば つるし柿
● 神無月 吹く風やさしく ほほなでる
● 神無月 出雲地方では 神有月に
● 秋雨に けむる山脈(やまなみ) 見えかくれ
● つつがなく 白寿卒寿の 秋日和
● 白鷺や 優雅に飛びし 秋冷えに
● 山茶花が 咲きて美し 道さかい
● 天高く とびゆうゆうと 輪を描く
● 秋空に スズメの群れが 飛んで行く
いかがですか。入居者の方の感性の多様さや、長年培ってこられた知識の豊富さには驚かされますね。
それでは私も、無い俳句の知識を振り絞って一句。
● これよりは 自適の殿堂 式部草(駄作)
※ロビーから見るパティオの流れと多彩な植栽は入居者の皆様へ深い潤いを与えてくれています。ここを入れば多くの方の悠々自適な生活の場が広がっています。流れの淵に目をやれば「紫式部」の可憐な紫の実が優しく見守ってくれています。